FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【第三話 千の偽り万の嘘 僕に釣られてみる?】 -6

「外でシリアス展開をしていたのに何なんだよこれは・・・。」
『にゃおおおおぉぉぉぉぉ!』
アニメだったら“ポヨン”とでもSEが入るのだろうか?
控えめな膨らみが装甲の下で動いている。
騒ぎの中心へ近づいていく。
「デンライナーの中は暑いなー。
服を全部脱いでしまおうか?」
トウカの胸を揉んでいる奴に胸を主張してみせる。
胸を掴んでいた手は止まる。
「ていっ!」
俺の手は女の額に打ち込まれる。
『ガウッ!』
青い服の美女は額を押さえて蹲る。
「まったく、お前さんは・・・。」
『やっぱりこのムカつくヤローは追い出してもいいか?』
トウカの言葉に俺は首を横に振る。
『だから男じゃないって!
僕の名前は・・・思い出せないや・・・。』
「だったら、ここで生まれ変わればいい。
悲しみを捨て、俺たちと喜びの歴史を作ればいい。
よろしく頼むよ、マイ。」
『マイ、か・・・。
いい名前だね。
気に入ったよ!
でも何でマイなんだい?』
「舞い踊るように戦う、美しい女性だから、かな?」
『へぇ・・・それは嬉しいねぇ。』

プシュゥ・・・

扉が開き、オーナーとハナさんが入ってくる。
「はぁ、いいお湯でした・・・。」
「ふあぁ・・・よく寝た・・・。
バカトウカもエロヒメも暴れたりしてないでしょうね!?」
トウカがハナさんにつっかかる。
『何だよ、鼻くそ女!
アタイはコイツの被害者だ!』
『ヒドイなぁ・・・。
僕はトウカちゃんのためを思って胸を大きくしようとしたんじゃないか・・・。』
『何だと!』
「トウカ、愛してるぞ!」
俺の発した一言で場が固まる。
「それはともかく・・・。」
トウカ、マイ、ハナさんがこける。
俺はオーナーの方を向く。
「俺の力については良く分かりませんが、オーナーは何か知っているのですか?」
「あの力について聞きたいのですか?
あれはおそらく、野上良子君の力です。
岬君の力ではありません。」
やはり・・・なのか?
俺とオーナーは向かい合う形で椅子に座る。
「あの力は多分、良子君の特異点としての能力です。
電王のドラマの中で、主人公のイマジンが一度消滅し、復活した、という事はありませんでしたか?」
「・・・確かに。」
ケータロスのときも、最終回のときも、そんな事があった。
「・・・記憶のつながりから、イマジンの時間への干渉をする能力。
それがあなたの力でしょう・・・。
ただし、その力は特異点の特性である『時間からの影響を軽減する力』を大量に消費します。
いずれ、力は尽きてしまうでしょう。
その時は、時間の影響に留意してください。」
イマジンの時間の改変。
時間からの影響。
力の消滅。
そんなに大変なものだったのか・・・。
待てよ、特異点の力を使うって事はまさか・・・。
「特異点の力が無くなったら、電王に変身できなくなるんじゃ・・・?
「いいえ、電王に変身する条件というのは『変身に絶えられる体かどうか』です。
通常の人間には電王の変身に耐えられず、今確認されている限りでは『特異点の身体的特長』が最も変身に適している、そういうことです。
必要なのは特異点の力ではなく、特異点としての体なので、力は無くなっても変身は出来ます。」
そうか・・・良かった。
だが、疑問は残る。
「今回のイマジンを人にするときに、一瞬だけ電王以外の仮面ライダーの姿が見えたんです。
仮面ライダーシザース、仮面ライダー龍騎という、電王とは全く違う世界のドラマです。」
「それはおそらく、イマジンの時間を書き換えるときに、あなたの記憶が基になるからだと思われます。
ちなみに言うと、イマジンの時間を書き換えても、おそらく人にはなっていません。
イマジンの本来の体を、あなたが時間の中に出現させた、というのが適切でしょう。」
全く分からない。
「あの、よく分からないのですが・・・?」
「分かっていても、分かっていなくても、時間は過ぎ行きます。
ただし、『時間の影響を減らすための力が無くなる』事、そして『イマジンを人間にしているのではなく、力を奪い、人間の様に見える体を与えている』事を忘れないでください。」
「だいたい分かった・・・気がします。」

コトリ・・・

目の前に旗の刺さったチャーハンが置かれる。
「オーナー、どうぞ!」
ナオミちゃんがニコリと笑う。
まったく、この娘は・・・。
なんというか、変な緊張感がほぐれた。
『にぎゃぁぁぁぁぁ!』
俺の後ろのほうで変な声がする。
俺は立ち上がり、スレンダーな少女の襟首を捕まえて赤い服の少女から引き離す。
『痛い、痛いよ岬ちゃん!』
「お前って奴は・・・。」
はぁ・・・まさかレズが来てしまうなんて・・・。
『まったく・・・。
まさかとは思うが、これ以上イマジンは増えねぇよな?』
トウカがそういう。
『それって僕の事?』
男の子の声が聞こえてくる。

カチャリ・・・

ドラマなどでよく聞く銃を構える効果音が、背後から聞こえる。
後ろを振り向くと、黒いコスチュームに身を包んだ子供が、俺に銃を向けていた・・・!












































まだまだ目覚める事は出来なさそうだ・・・。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

VAZNAGE

Author:VAZNAGE
ここまで長生きしちゃうと何だかもう、死の運命云々は逃れられたようですね(;^ω^)ちなみにVAZNAGEと書いて「ばつなぎ」と読んで欲しかったりします。ニコ動にて仮面ライダーの漫画を投稿・・・出来たら良いなぁ

仁王立ちだZE★霧雨魔理沙ブログパーツ
地震速報比那名居天子ちゃん

まよねーず工場
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも一覧
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。