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【第三話 千の偽り万の嘘 僕に釣られてみる?】 -2

病室に着くとイッセーさんが居た。
「あ、お帰り良子ちゃ・・・どうしたんだい!?」
「いや、ちょっと・・・。」
尾崎さんに手伝ってもらってベットに戻る。
『僕が代わりに話そうか?』
説明に困っていると美形のイマジンが話しかけてきた。
俺は無言でうなづく。
俺がベットに座ると同時にイマジンが入ってくる。
「実は僕、のどが渇いたんでジュースを買いに行こうと下の階に下りたんです。
そしたら・・・」
俺はワクワクしながら物語を聞いていた。



「・・・となってしまったんです。
そこに通りかかったのが尾崎さんなんです。」
なんて良い物語なんだ・・・。
嘘なんだけど!
『それじゃ、面倒そうなんで僕は失礼させてもらうよ。』
イマジンが俺から出て行く。
気がつくと両腕を掴まれていた。
尾崎とイッセーが涙を流しながら俺の腕を握ってくる。
「悪霊なんて言って悪かったね・・・。」
「僕をお兄さんだと思って頼って良いからね!」
気持ちは嬉しいが・・・キモイ。
何というか・・・ルナティックキモイ。
「痛いので、離してもらえます?」
「ごめん・・・。」
「すまない・・・。」
話しているうちに体も回復したようだ。
そろそろ、俺の仕事をしなくちゃな。
「俺、事故の時に一緒にいた男の子が気になるのでその子の事、見てきます。」
俺は号泣の二人をおいて部屋を出た。



受付に聞いたらすぐに見つかった。
「さて、ここか・・・。」
『さっきのカニ野郎がいた部屋じゃねぇか・・・。
どういうことなんだ?』
トウカが話しかけてくる。
美形のイマジンがその問いに答える。
『もしかして分かってないの?
ここにあのイマジンの求めるものがある・・・。
契約者の願いを叶えるための何か・・・、あるいは』
「契約者が居る。」
俺はドアを開ける。
「あ、お姉ちゃん。
あのお姉ちゃんが僕を守ってくれたんだ。」
男の子が隣に座っている女性に話しかける。
女性は立ち上がり、俺にお辞儀をしてくる。
俺もそれに対して会釈をする。
「よう、元気か?
って病院に入院して元気ってのも変な感じだけどな。」
俺は男の子に近づいていく。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん。
お姉ちゃんのおかげで大怪我にはならなかったよ!」
「そりゃあ良かった。」
さてと、ではお仕事に入ろうか。
『僕がやろうか?』
俺は肩がこったフリをして首を横に振る。
「おかげでこっちは首を痛めたらしいがな・・・。」
「ごめんなさい・・・。」
「いいさ。
それより聞きたい事があるんだ。
“お前の望みを言え。
お前の払う代償はたった一つ。”
これに聞き覚えはあるかい?」
「!!」
驚いたようだが、逃げようとはしてない。
まだ、彼に罪の意識が芽生えていない。
まだ間に合う。
「どんな事があってもここから離れるな。
お前のためにも、仲間のためにも・・・な。」
「えっ?」
俺は俺の仕事をするために自分の病室に向かう。
イッセーと尾崎には悪いが、ここからは一部原作どおりだ。
「少し手伝ってくれ、美形のイマジン君?」
『僕に?
君の役にたてるのなら喜んで協力するけどね。』
「早めにここを出たいんだ。」



俺は病院を出た。
財布の中身は空。
持ち合わせが無いのは事実だ。
だからお金を借りた。
そして会計を済ませたのだが・・・。
『早く俺から出て行けって!
俺はやらなくちゃ行けない事があるんだ!!』
「少しくらい良いでしょ?
僕だって楽しみたいもの。」
現在の状況は

追加アイテム ⇒ メガネ

である。
イマジンに乗り移られたままだ。
『トウカ、おい、トウカ!
コイツをそっちに連れてってくれ!
おい、トウカ!!』
「残念だけどこの体は僕が完全に支配しているから、あのヤンチャな娘とは繋がらないよ。」
締め出された・・・のか。
すげぇ力で支配してんだな・・・。
やばい・・・というのは冗談で、そろそろ電話が来るはずだ。

おもいに~もつを~♪

携帯が鳴っている。
携帯を取り出すと、ハナさんからの電話だった。
『デートの事すっかり忘れてた!!』
「デート!?」
よし、かかった!!
『カワイイハナちゃんを放っておいたら駄目だなぁ・・・。
早く電話に出てくれない?』
すぐさま携帯の受信ボタンを押す。
『もしもし、岬?
今どこ!?』
『彼女はイマジンについて知ってるから、普通に契約者を探してるって言えば良いよ。』
ハナさんについての情報を教える。
「ここは公園の近くだよ。
イマジンの契約者を追ってきたんだ・・・。
ごめんね、心配かけて・・・。」
『分かったわ・・・。
今から行くから待ってて・・・。』
携帯を切るとイマジンが俺に話しかけてきた。
「やけに僕に親切にするんだね・・・。」
『ハナさんみたいな美人に嫌われたくないだけさ。』
「ふうん・・・?」
上手く釣れると良いが・・・。
「いやぁ、今から楽しみだなぁ・・・!」
『・・・えっち』
さてと、上手く釣れてくれると良いが・・・。

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プロフィール

VAZNAGE

Author:VAZNAGE
ここまで長生きしちゃうと何だかもう、死の運命云々は逃れられたようですね(;^ω^)ちなみにVAZNAGEと書いて「ばつなぎ」と読んで欲しかったりします。ニコ動にて仮面ライダーの漫画を投稿・・・出来たら良いなぁ

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